開議午後2時00分
○議長(鈴木喜明)これより、本日の会議を開きます。
本日の会議録署名議員に、面野大輔議員、小貫元議員を御指名いたします。
日程第1「議案第2号ないし議案第12号及び報告第1号ないし報告第4号」を一括議題といたします。
これより、昨日に引き続き、質疑及び一般質問を行います。
この際、昨日の石田議員の質疑及び一般質問に対する市長答弁に関し、濱本議員からの議事進行により、議事を中断し、答弁内容の精査を行った結果について、議長から申し上げます。
石田議員の、「この3年間実現できたことをお話しください」との質問に対する答弁中、市長がこの3年間で実現できたことの一つとして答弁した既存の街路防犯灯のLED化に対する助成につきましては、中松前市長がその助成制度の制度設計を行い、3カ年の事業として初年度予算を平成27年第1回定例会で議決し、同年3月末には事業に関する案内を、対象団体や町会に配布するなど、森井市長が同年4月30日に就任する前に、つまり、中松市長の任期中には事業は既にスタートしていたというのが、事実であります。
これにつきましては、明らかに森井市長が実現した事業ではなく、中松前市長時代に実現されたものであり、あたかも森井市長が始めた事業であると答弁するのは事実に反しているということで、議事録の精査を終えました。
このことについては、昨晩、森井市長が議長室を訪れた際、市長御本人に確認いたしましたところ、石田議員の質問の趣旨は、あくまでも森井市長が就任した3年間で実現した事業は何かであり、本事業については、事業開始2年目、3年目の予算を計上し事業を進めたのは、森井市長自身であるとの認識を持たれているとのことでありました。
本事業が中松市長時代に企画立案され、実現された事業であることは、森井市長御自身も承知しているとのことでありますが、市長いわく、質問では、森井市長が企画立案した事業は何かとは聞かれていないとのことでした。答弁においては、あくまでも本事業の2年目、3年目について、森井市長自身が予算計上し助成を推進してきたことも実現したと答えたものであり、森井市長自身が企画立案した事業であるなどとは一言も答えていないことから、答弁に誤りはないと考えている、とのことを聞きました。
(「泥棒って言うんですよ、そういうの」と呼ぶ者あり)
要するに、昨晩市長から伺ったお話では、この答弁には、森井市長御自身が企画立案した事業だけでなく、前市長時代から継続して行っている幾つもの事業について、単に森井市長が予算を計上しただけの事業についても、実現の中に含まれるということでありました。
このことから、議長としては、このたびの市長答弁は、不十分な答弁であったと言わざるを得ません。今後、このような誤解を与えるような答弁をしないことを求めます。
濱本議員に申し上げますが、今、お聞きのとおりでありますが、いかがですか。
(「議長、15番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)15番、濱本進議員。
○15番(濱本進議員)今、議長のお話を聞いていて思うことは、議会における市長の答弁は、質問者はもとより議会全体に、そして市民に対する答弁だと私は理解しております。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)
聞いている側が誤解を招くことはあってはならないものであります。誤解を招かないような、自分は誤りではないといっても、聞いている側が誤解するような答弁では、全く不正確であり不十分であります。
また、今のお話の中での市長の論理は、少なくとも私には理解できません。何とかの常識、世間の非常識ということはよく言われております。この常識を理屈という言葉に置きかえれば、まさに市長の理屈は世間のへ理屈だと言われても仕方がないと思います。
本来であれば、市長の答弁を修正していただきたいところではありますけれども、議長の議事進行に対する御判断について私は受け入れますし、市長の答弁の疑義の部分については、また理屈の部分については、この後の予算特別委員会等々で指摘をさせていただきます。
議長、どうもありがとうございました。
○議長(鈴木喜明)濱本議員にとっては、納得できないところがあろうかと思いますけれども、後の件は、委員会で質問をしていただきたいと思います。
これで、濱本議員の議事進行の処理については終わります。
それでは、中断しておりました石田議員の質疑及び一般質問を続行いたします。
(「議長、6番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)6番、石田博一議員。
○6番(石田博一議員)再質問ですけれども、質問は、私は特に時間が短いのですが、一つの流れの中でやりたかったのですけれども、このように昨日から中断されて入りづらい部分もあるのですが、大変迷惑をしていると。そして……
(「早く質問してください」と呼ぶ者あり)
(「その時間がもったいないですよ」と呼ぶ者あり)
要するに、結果として、虚偽答弁でもなければ答弁漏れでもなかったのに、このような事態になってしまったということに、非常に私は憤慨しています。
(「何言ってるんですか」と呼ぶ者あり)
ただ、濱本議員に限らずほかの議員の方々も、今後、その議事進行をしていただくときには、くれぐれも細心の注意を払ってやっていただきたいと思います。
(「何の権限あって言ってるんですか」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
さて、それでは再質問に入ります。
(「もう時間ないって、終わったほうがいいって」と呼ぶ者あり)
再質問に入ります。
きのう、市長から、この3年間のいろいろな実績等をお話しいただきました。御高齢の方や子育て世代、そして、未来ある子供たちのためにさまざまな政策を積み重ねてきていただきました。その結果、現在この小樽市、どのような状態になってきているのか。また、どのような兆しが見えてきているのか。それを市長にお尋ねしたいと思います。お願いします。
○議長(鈴木喜明)説明員の答弁を求めます。
(発言する者あり)
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
○市長(森井秀明)石田議員の再質問にお答えをいたします。
今までさまざまな政策を行った結果、どのような状態になってきたのか、またどのような兆しが見えてきたのかというような御質問かと思いますけれども、例えばですが、子供たちの学力が非常に上昇してきているというようなお話を、教育委員会等から御報告を受けたりとかしているところでございます。
(「非常にじゃないでしょ。微々でしょ」と呼ぶ者あり)
非常に子供たちが頑張って、そのような状況になってきているというのは、喜ばしいことかなと感じているところでございます。
また、今、歴史文化基本構想であったり、日本遺産の登録に向けて一生懸命取り組んでいるところでございますが、そのような歴史的資源を掘り起こす政策に呼応するかのように、ニトリを初めとした市外企業が、歴史的建造物を再活用されるような動きが、大変最近目に見えるような形になってきていると……
(「昔からありますって、その動き」と呼ぶ者あり)
思っているところでございます。
また、時を同じくして、それと同じような流れの中で、ホテルの建設も動き始め、先々月の4月には9年ぶりに100室以上のホテルの建設が動き始めたところでありますし、今増築中、建設中、さらにはその建設に伴う問い合わせ等の動き等も耳にしているところでございます。
先日も、ほかの議員の質問にも答弁させていただきましたが、観光入込客数は、おかげさまで14年ぶりに800万人を超えて、宿泊客数におきましても75万人と、上昇を続けているところでございますし、特に、外国人観光客が20万人を超え、過去最高をずっと記録しているところでございます。
このような好調な観光産業を中心に、小樽市内のさまざまな御商売をされている方々の御努力によって、商業地の地価がずっと下がり続けていた状況だと聞いておりましたが……
(「長いな」と呼ぶ者あり)
ここ2年、上昇に転じていると聞いております。
(「あんたの演説会じゃないんですよ」と呼ぶ者あり)
(「そうだ」と呼ぶ者あり)
また、人口においても、ずっと2,000人以上の減少が続いておりましたけれども……
(「簡潔に」と呼ぶ者あり)
昨年は1,800人台まで抑制されたということも、報告を受けているところでございます。
このように、少しずつではありますけれども、そのようなよき兆しとしては、見えてきている部分もあるのかなと感じております。
これらにつきましては、決して市で取り組んでいる政策のみをもって実現できているわけではないと思ってはおりますけれども……
(発言する者あり)
この間、行ってきた政策に対して、多くの方々から、実現したことに対しての喜びの声であったり、また感謝のお言葉などを、かなり多くの方々から、相当数お話を耳にしておりますので、今お話をさせていただいたような関係者の方々の御努力や取り組みと、また現在行っている市の政策、またその方向性がマッチし、リンクし始めているのではないかなと感じているところでございます。
(発言する者あり)
何にいたしましても、そのように一生懸命努力をされている……
(「うるさい、答弁の最中だ」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)説明員に申し上げます。答弁はもう少し簡潔にお願いします。
○市長(森井秀明)そのように努力をされている多くの方々の取り組みに対して、深く敬意を表するとともに、今までこのように多くの政策に対して、実現をしていただいた多くの関係者の方々、そして市役所職員の皆様に、改めて深く感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
しかしながら……
(「いいよ、もう」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
このような兆し等が見え始めているとは思いますけれども、これが先々から見て、一過性だった、そのときだけだったと、後ほど言われるようになるのはやはりだめであるというふうに思っておりますので、このようなよき兆しが何年も続くように、これからも取り組んでいかなければならない。
特に、人口減少においては、非常に難しい問題でもあると思いますので、皆様にもお示しさせていただいているように、小樽商科大学との共同研究の結果であったり、また現在多くの皆様に御協力をいただいている総合計画の策定など、このようなものを通して、市の方向性や取り組みを、市民の皆様と一緒に共有しながら取り組むことによって、一過性でなくてよき兆しをいい方向にこれからももっていきたい、このように考えているところでございます。
(「何でじゃあ財政が悪化しているのですか」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)お静かに。
(「都合のいいことばっかり言ってたってだめなんだって」と呼ぶ者あり)
(「議長、6番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)6番、石田博一議員。
○6番(石田博一議員)市長、ありがとうございました。やはり……
(発言する者あり)
○議長(鈴木喜明)再々質問ですか。きちんと述べてから言ってください。
○6番(石田博一議員)再々質問をしたい。
再々質問というよりも比較的まとめになるかなと思いますが、このように、やはり……
(「まとめって何」と呼ぶ者あり)
きのうきょうのお話を聞いて、公約、それ以外のことも一つずつ着実に実行してきているわけですから、ましてこのような新しい動きも小樽市内に生まれてきていると。やはり我々議員も市民のためにもっと一緒に取り組んでいくべきではないかなと、私は思います。
現在の小樽は大変な状況だと思うのです。ですから、何か余り変なことでもめるような、そんなことはこれからもないように、ぜひ議員の方々のさらなる奮闘もお願いして、私の質問はこれで終わります。
(「何だよ、議員に対して質問してんのか」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)質問ですか、今のは。
(「いえ」と呼ぶ者あり)
どこが質問ですか。
(「何を言ってるんだ」と呼ぶ者あり)
(「再々質問でしょ」と呼ぶ者あり)
(「削除しろ」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
○6番(石田博一議員)再々質問というよりは、まとめになりますというふうにして、今話しました。
(「再々質問じゃないしょ」と呼ぶ者あり)
(「まとめって何ですか」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
(「削除だ、削除」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)石田議員に申し上げますけれども、再々質問、質問ということでありますから、何かしら説明員側に答弁を求める。もしそういうのでなければ、単なる自分の意思を言うだけということになりますので、それでは再々質問はないということになりますよ。
(「職権で削除」と呼ぶ者あり)
(「削除してください」と呼ぶ者あり)
(「議長」と呼ぶ者あり)
何番ですか。
(「6番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)6番、石田博一議員。
○6番(石田博一議員)それでは、続けます。
(「いやいやいや」と呼ぶ者あり)
(「だめだって」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
(「ちょっと待ってよ。今の整理しなきゃだめだって」と呼ぶ者あり)
(「やめなさいってもう」と呼ぶ者あり)
(「時間の無駄になる」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)今おっしゃったのは、それでは終わりますと言って終わったのですけれども、再々質問にはなっていないです。質問になっていないのですから、その取り扱いについては、これは質問ではありませんので、取り扱えませんけれども、よろしいですか。
(「削除ということですか」と呼ぶ者あり)
(「ルールちゃんとわかって質問しなさい」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
(「だめだって」と呼ぶ者あり)
(「だめだ」と呼ぶ者あり)
議事進行ですか。
○6番(石田博一議員)いえ、違います。
(「何」と呼ぶ者あり)
であれば終わります。
(「終わるのいいけど、削除になるんですか」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
○議長(鈴木喜明)今のは質問になりませんけれども、議事録として削除することはできませんので載せますが、質問にはなっていないですね。ですから、今後は気をつけるように。
石田議員の質疑及び一般質問を終結いたします。
(「議長、3番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)3番、安斎哲也議員。
(3番安斎哲也議員登壇)(拍手)
○3番(安斎哲也議員)質問します。
市長提案説明冒頭、前定例会後から連発で発生した行政事務における不適切処理についておわびされ、今後の対応について述べられました。
まず、固定資産税・都市計画税の算定にかかわって質問をします。
現時点で、事故内容をどう把握されていますか。私としては、引き継ぎの問題もあると思われますが、その根幹たるものは、森井市政になってからの早過ぎる人事異動だと思います。見解を伺います。違う場合は、なぜそう思うのか、理由と根拠を示してください。
今回の問題も含め、早過ぎる人事異動をなぜ発令する必要があるのでしょうか。今後の対応としては、次があるかわかりませんが、森井市政下での早急で極端な人事異動の見直しが必要だと考えませんか。
勤労青少年ホームでのアスベスト処理についてです。
4月13日のひる石の剥離確認後、市長には、20日と26日に二度、状況と分析調査の実施と結果について報告がありました。アスベストについては、大小関係なく社会問題になっており、原部原課から最初に報告があった時点で、政治判断として公表すべきものだったと思います。1カ月近くも公表しなかった市長の政治判断は誤りと考えます。6月の定例記者会見でも記者の指摘がありました。市長の見解を求めます。
次に、出馬表明についてです。
これまで、市長選への出馬表明をされていない理由をお聞かせください。また、いつ表明されるのでしょうか。未定の場合は、なぜ未定なのかをお聞かせください。
また、迫俊哉氏の市長選出馬表明について、市長会見で、パーティー券事件について説明責任を果たすべき、きちんと謝罪をしてからと述べました。もしそれが必要であれば、説明責任とは何で、どう足りないのか、具体的に言うべきです。お聞かせください。
パーティー券にかかわった職員への不信があるようですが、では、なぜ以前に略式起訴を受けた元職員やかかわった職員を副市長に選任しようとしているのか。パーティー券事件について追及した私としては、相当疑問です。お聞かせください。
さらに、市長は、平成27年第3回定例会における副市長の選任において、公明党の松田議員のパーティー券事件にかかわる本質問に対し、何と答弁されていましたか。最初に、副市長に選任しようとした方は略式起訴とともに懲戒処分、先日の記者会見で出馬表明をされた方は訓告です。一方で、重ねて追及しないというのに、一方で説明責任と謝罪を求めるのは、なぜですか。
辻立ちについてです。
前回選挙前・選挙時に、市内各地で同様に辻立ちをされていました。現在、森井さんが政治活動として行ってきた辻立ちを市長という立場になってもしているから、市長公務と位置づけているという認識ですか。
辻立ちについては市長公務だと言っていましたが、いつも答弁される他都市の市長公務に、辻立ちも区分に入っているのか、お示しください。
辻立ちの根拠に、市民の声を肌で感じると言いますが、感じた結果、どういうものかお示しください。
今年度に入って、その公務中、警察から注意されたと聞きます。その理由をお聞かせいただき、公務中に市長自身が注意された事案が過去にあったのか、お聞かせください。
市長は、提案説明冒頭に行政事務の不適切な取り扱いについて信頼を損なうものとしていますが、市長公務中に警察に注意されることは、信頼を損なうものではありませんか。
市長公務というならば、なぜ「もりい秀明」ののぼりと一般人の名前だけを明記したのぼりを立てる必要があるのですか。その氏名が書かれたのぼりですが、公選法に抵触するおそれがあるという議会議論を受け、私は現在しておりません。でも、市長は続けています。
ことし3月の予算特別委員会で、選挙管理委員会事務局次長は、この行為における判断について、どのように答弁しましたか。氏名を明記したのぼりにおいて、違法か、違法ではないか、または注意の対象となる判断材料は何ですか。
こののぼりを含め、選挙管理委員会が注意をしている事例があると思いますが、それはどのような内容ですか。どのような内容で何件ありますか。
最後に、除排雪について伺います。
共産党から除排雪に関する条例案が提出されました。共産党も言っていましたが、森井目線から市民目線へ、まさに雪山もりもり事業からの脱却の思いが込められた内容と思っております。その中で、私も何度も求めている地域総合除雪計画の策定です。なぜ、市長はそれをつくろうと思わないのか、お答えください。
次に、私は市長が出席する除雪対策本部の会議を公開すべきと思いますが、見解を伺います。
最後に、市長は、なぜこのような条例案が提出されたのか、わかりますか。認識と見解を伺います。
再質問を留保して終わります。(拍手)
○議長(鈴木喜明)説明員の答弁を求めます。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
(森井秀明市長登壇)
○市長(森井秀明)安斎議員の御質問にお答えをいたします。
初めに、不適切処理、対応に関連して御質問がありました。
まず、固定資産税・都市計画税の算定にかかわってについてですが、現時点での事故内容の把握につきましては、今回の固定資産税・都市計画税の評価がえにおける路線価の再算定は、公示地からの路線価算定おいて、方位による価格差を是正する方位補正の適用が行われていなかったというものであり、業務の引き継ぎや業務委託業者との協議内容の確認が十分に行われていなかったことが、発生原因であると考えております。そのため、業務手順を見直し、業務の引き継ぎを綿密に行い、業務における情報共有を一層密にするよう、指示をしております。
次に、今回の問題の根幹に対する見解につきましては、人事異動は職員個々の能力、適性等を把握し、これらを踏まえ、組織の機能と職員の資質能力の向上を目指して適材適所の観点から行うものでありますので、担当者の異動を初め突発的な事態が発生しても業務が継続されるよう、職員や職場が強い自覚と緊張感を持ち、日ごろから準備を整えておくことが重要であり、今回の問題の根幹が人事異動であるとは考えておりません。
次に、人事異動が早過ぎるとの御指摘につきましては、係長職以下については4年での異動を基本に考えておりますが、採用時に30歳を超える職員には、多様な経験を積ませる観点から、原則2年で異動対象としているほか、個別の事情によっては異動が早まる場合があると考えております。また、管理職については、総体数が少ないことから、特に退職者が多い場合には、異動サイクルが短くなることもあり得るものであります。
いずれにいたしましても、人事異動による職場の状況を最大限考慮し、時々の状況に応じて適切な人事異動に努めておりますので、御指摘には当たらないと考えております。
次に、勤労青少年ホームのアスベスト処理についてですが、最初の状況報告があった際に公表すべきではなかったのかにつきましては、担当課から、ひる石は石綿の含有量が極めて少なく固化された状態であり、除去後にビニールで養生していることから、飛散のおそれがないとの報告を受けており、また、その後に大気濃度測定を実施したところ、石綿が不検出であったことから、健康への影響はないものと判断し、今定例会での報告を予定しておりましたが、積極的な公表は行わなかったものであります。しかしながら、このたびの不適切な処理が大気汚染防止法に抵触するおそれがあったことから、今回の公表に至ったものであります。これら一連の判断を、改めて振り返ると、もう少し利用者に配慮した対応をすべきであったと思っております。
次に、来年4月の市長選について御質問がありました。
初めに、出馬表明についてですが、まず、これまで市長選への出馬表明をしていない理由などにつきましては、現在、本市が抱えるさまざまな課題に全力で取り組んでいるところでありますことから、私の進退につきましては、残された任期に全力を注ぎながら、その上で適切な時期に判断をしたいと考えております。
次に、私が記者会見で述べた説明責任につきましては、政治家を目指されているのであれば、公務員とは違う説明責任が生じるものと考えております。
(発言する者あり)
そのため、政治資金規正法違反問題について疑問を持つ市民がいる限り、政治家を志す以上は、みずからがかかわった問題について、有権者である市民に事件が発生した背景を含めて説明を行うことが、果たすべき責任のあり方であり、現時点ではそれがなされていないのではないかと考えております。
また、どう足りないのかということにつきましては、市民の意見をお聞きし、みずからが判断すべきことではないかと考えております。
(「あんたが言うことじゃないんじゃないの」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
次に、なぜパーティー券事件の関係者を副市長に選任するのかにつきましては、私としましては、政治資金規正法違反問題とのかかわりがあったかどうかではなく、ともに市政の運営を担っていただくに当たり、私と共通認識を持ち、市政全般に精通し、市職員の模範となるすぐれた人格であることなどを重視して、選任をしたものであります。
(「舌、何枚あるのよ」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
次に、平成27年第3回定例会における公明党松田議員の質問に対する答弁内容につきましては、政治資金規正法違反問題について、議会の場での追及や、さらには警察の裁判において厳格な処分を受け、それを全うされた方々に対して重ねて追及する考えはなく、それにかかわっていたかいないか、私を応援してくれていたかいないかではなくて、市民の皆様の期待に応えるべく公約の実現に向け、それを理解して役割を果たしていただくということを第一に考えて、副市長を選任した旨の答弁をいたしました。
(発言する者あり)
次に、説明責任と謝罪を求めることにつきましては、繰り返しになりますが、政治家を目指されているのであれば、公務員とは違う説明責任が生じるものと考えております。
(「どう違うの」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
そのため、政治資金規正法違反問題について疑問を持つ市民がいる限り、政治家を志す以上は、みずからがかかわった問題について、有権者である市民の皆様に事件が発生した背景を含めて説明をし、謝罪すべき点があれば謝罪することが、果たすべき責任のあり方ではないかと考えるためであります。
(「謝罪求めてたじゃないか」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
次に、辻立ちについてですが、まず、市長就任後の辻立ちの位置づけにつきましては、明確な基準がない中、基本的には行政機関の長としての活動が公務になるものと考えておりますが、市長は公選の政治家としての側面もあることから、その立場で意見表明や意見交換、政治的会合への出席などを行う場合もあり、これら全てが公務と位置づけられているものと認識をしております。
このことから、私が市長就任後に行っている辻立ちにつきましても、市民の皆様の意見を伺う機会としていることから、市長公務と位置づけているところであります。
次に、他都市の市長公務の区分に辻立ちも入っているのかにつきましては、参考にしている他都市の市長公務には辻立ちとは明記されておりませんので、区分に含まれるかどうかはわかりません。
次に、辻立ちで市民の声を肌で感じた結果につきましては、市政に対する市民の皆様の受けとめ方を自分なりに感じとり、市政運営の参考にさせていただいております。
次に、辻立ち中に警察から注意されたのかにつきましては、警察が現状確認に来られたことはありましたが、注意されたことはありません。また、過去にも、私が辻立ち中において警察が現状確認に来られたことはありましたが、注意されたことはありません。
次に、辻立ち中に警察に注意されたことは、市政の信頼を損なうものではないかという御指摘につきましては、辻立ち中に警察に注意されたことはありませんので、御指摘には当たりません。
次に、なぜ辻立ち中に、私と一般の人ののぼりをそれぞれ立てる必要があるのかにつきましては、私が市長公務の一環として政治活動に近い活動を行う場合に、私と同じ志を持つ方が同席、同行することはあり得ると思っており、その活動を通行中の市民の皆様に認知していただくため、それぞれのぼりを立てて行っているものであります。
次に、除排雪について御質問がありました。
まず、除排雪に関する総合的な計画の策定につきましては、本市の除排雪業務を取り巻く環境は、人口減少や高齢化の進行などにより、今後、変わっていくものと考えられる一方で、厳しい財政状況も続くことが見込まれることから、より効率的で効果的な除排雪作業を進めていかなければならないものと認識をしております。
そのため、私が市長に就任以来、段階的に取り組んでおります除排雪の見直しを検証し、課題を整理し、解決していくことを繰り返すことで、よりきめ細やかな除排雪を実現するものと考えており、総合的な計画の策定につきましては、その必要性を見きわめた上で判断をしてまいりたいと考えております。
次に、除雪対策本部の会議につきましては、私としては、きめ細やかな除排雪に取り組むことを公約として市長に就任していることから、本部員と共通理解を図るために会議に出席することはありますが、この会議の趣旨は、あくまで共通理解を図ることが目的であるため、当該会議に限らず、公開された場で行う考えはありません。
(「おいおいおい」と呼ぶ者あり)
次に、なぜ条例案が提出されたのかにつきましては、条例等の目的にも記載されているとおり、市民及び事業者が協力し合い、秩序ある雪処理を行うことにより、市民が安心で安全かつ快適な冬の暮らしを築くことができるように、施策の基本となる事項を定めるために提出されたと認識をしております。
(発言する者あり)
また、今回、議員の方々から当該条例案を提出されたことにつきましては、市民の皆様が快適な冬の暮らしを築くために形にされようとしていることは、大変よいことと考えております。(拍手)
(発言する者あり)
(「人の質問の答弁に拍手しないでよ」と呼ぶ者あり)
(「おかしいよ、本当に」と呼ぶ者あり)
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)選挙管理委員会委員長。
○選挙管理委員会委員長(大渕勝敏)安斎議員の御質問にお答えいたします。
ただいま、来年4月の市長選について御質問がありました。
初めに、辻立ちでございますが、まず、ことし3月の予算特別委員会での当委員会事務局次長の答弁につきましては、具体的に違法なのかどうかの判断については差し控えさせていただきましたが、一般論としては、政治活動の一環として、候補者等の氏名、または氏名が類推されるような事項を掲示することは、公職選挙法第143条第16項に規定されているもの以外はできないこととなっており、氏名または氏名が類推されるのぼりはこの規定に当たらないことが多いと考えられる旨、答弁させていただいております。
次に、氏名を明記したのぼりは違法かどうかにつきましては、当委員会が違法か否かを判断する立場にはありませんが、当委員会としては、そのような事例に対し、注意喚起や助言を行う場合があります。その判断材料につきましては、先ほど述べました公職選挙法第143条第16項の規制を受けるのは、個人または後援団体の政治活動を対象としていることから、そののぼりが政党、その他の政治団体が行う政治活動用のものなのか、個人または後援団体の政治活動用のものなのかが、一つの判断材料となります。
次に、当委員会として、注意喚起や助言を行った事例の内容につきましては、一例を申し上げますと、さきに述べましたのぼりの使用に関することや、個人または後援団体の事務所において掲示する立て札・看板の類の掲示方法、またある行為が寄附行為に当たるかどうかなどの事例があります。
件数につきましては、平成29年度から平成30年度6月1日までの合計で申し上げますと、のぼりの使用に関するものが5件、事務所において掲示する立て札・看板類に関するものが8件、寄附行為に関するものが9件、その他21件、合計では43件となっております。
(「議長、3番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)3番、安斎哲也議員。
○3番(安斎哲也議員)では、再質問いたします。
まず、アスベストの関係ですが、私の質問では、最初の状況報告があった際に公表すべきではと言っているので、これについて今定例会での報告を予定していたと言っていますけれども、担当次長とお話をしたときは、最初と2回目の市長報告のときには、議会報告をする云々の話はなかったと聞いています。これについて、最初から議会報告をしたほうがいいという話があったから、報告しようと思っていたという答弁になっているのか、説明をお願いいたします。
次に、報告しようとしているのであれば、誰が、どのような時点で、どういうときに言っていたのか、お示しください。
次に、市長選の関連です。
出馬表明について適切な時期に判断と言いましたけれども、それはいつで、どのことを指しているのか、お答えください。
また、迫氏への謝罪と説明責任ですが、疑問を持つ市民がおられるということを断言されているので、それはどなたで、どういうところで市長はお聞きになっているのか、お聞かせください。
そして、それは現時点で、ホームページに公表しているものでは足りないということなのか、お聞かせください。
次に、辻立ちについてです。
市民の意見を伺う立場でやっているということですけれども、毎度言っていますが、では、どんな意見を聞いているのか、お聞かせください。
そして、その受けとめ方を肌で感じるとか、自分なりに感じとって市政の運営に反映させ参考にすると言っていますけれども、それはどういうものなのか。そして、受けとめはどのようにして、そして市政にどのように参考に、反映させているのか、何を感じとっているのか、この点を詳しくお示しください。
次に、辻立ちの警察の注意ですけれども、私はその当時の写真と動画もいただいておりますので、これについて、市長、改めて伺いますが、本当に注意されたことがないと断言されてよろしいのでしょうか。確認させてください。
もし、そうであれば、後ほど警察に手続をもって確認をさせていただいて、警察が注意したということが事実であれば、虚偽答弁になると思いますので、これについてお聞かせください。
次に、もし注意されていないということであれば、現状確認というのは、何だったのか、お聞かせください。
次に、一緒に立っている方に対して、同じ志を持つ方と言っていますけれども、その同じ志というのは何か、お示しください。
そして、活動を認知させるということをおっしゃっていましたけれども、活動を認知させるのであれば、名前でなくていいのではないでしょうか。
活動を認知させるというのは、何の活動を認知させるのか、お聞かせください。
(発言する者あり)
次に、選挙管理委員会の部分については、総務常任委員会で詳しくさせていただきますので、この場ではいたしません。
除排雪に関してですけれども、見直しを繰り返して行くというような話をされていました。そしてその中で、必要性を見きわめた上で除排雪計画の策定云々という話ですが、では、どういう判断になったら必要性を感じられるのか、見きわめるのか、それについてお聞かせください。
会議の公開ですが、公開はしないということでしたけれども、市長は選挙のときに、市政をオープン化すると言っていませんでしたか。なぜ、これは公開しないのでしょうか。公開されたら何か嫌なことがあるのですか。不都合なことはあるのでしょうか。お聞かせください。
最後に、条例案が提出されたのはなぜかという話ですけれども、共産党が示している部分をお読みいただかなくても私たちはわかっているのですよ。聞きたいのは、なぜ、条例案として提出しなければいけない状況になっているのかということを、どう感じているのかを聞かせていただきたいのです。快適な冬の暮らしを目指そうとしている、いいことだなどという話ではないのですよ。なぜこれが出されたのか。今の市長の部分が足りないからではないですかという話なのです。その点について御説明をお願いいたします。
○議長(鈴木喜明)説明員の答弁を求めます。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
○市長(森井秀明)安斎議員の再質問にお答えをいたします。
私が答弁したこと以外におきましては、各担当部長より答弁をさせていただきますので、よろしくお願いします。恐縮ですが、書きとめたと思うのですが、抜けた場合がありましたら、後ほど御指摘をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、私からは、出馬表明のことからお話をさせていただきます。
先ほど私が答弁させていただきましたが、その中で、そのときはいつなのか、どのときなのか、そのようなことを御質問を改めてされたのかと思いますけれども、先ほども答弁させていただいたように、現状においては、市政を今執行している状況の中で、まず、それに対して全力投球をしていくことが大事だと思っております。ですので、その状況を見定めながら適切な時期に判断したいと思っておりますので、その状況は今いつですということは、残念ながら表現することはできません。
(「いやいや、適切な時期って言ってるんだから」と呼ぶ者あり)
それが一つでございます。
それから、二つ目の説明責任のことにおいての御質問もあったと思いますが、まず、周りの方々から、誰がそのようなことを言ったのか、誰からそういうお話があったのかということでありますけれども、恐縮ですが個人名は控えさせていただきます。ただ、やはりそのようなお話が出ている中で、市民の皆様、時々においてそのようなことを耳にしていたのは事実でございます。
また、ホームページでは足りないのかというお話でありましたけれども、これは市のホームページに載っていることかと思いますが、私が先ほどからお話しさせていただいているように、市としてどのように説明してきたかではなくて、その方自身が政治家を目指されるのであれば、そのような声があった場合において、その説明責任を果たすことが重要だ、と考えておりますので、ホームページに載っているか否かとは関係はありません。
それから、辻立ちの中でどんな意見を聞いているのかという御質問もあったかと思いますけれども、先ほどの質問の中では、市民の声をどのように肌で感じているのかということからお聞きになられたと思いましたので、先ほどのような答弁をさせていただいたところでございます。
その中で、個別の意見はどのようなことなのかということにおきましては、かなり多種多様ありますけれども、今までも何度かお話をさせていただいた中では、例えば除排雪の案件であったり、皆様も御指摘のように排雪の案件などももちろんありますし、また政策に伴う、先ほどお話をされた賛同をしているよとか、そういう取り組みについて大変感謝していますというお話もあります。さまざまなそのようなお話を受けながら、現行に対しての市政への取り組み状況が、市民の皆様にとって喜ばれている動きになっているのかということを、肌で感じながら、市政運営の方向性や、または今取り組んでいる政策に対して、市民の方々の反応やお声を参考にさせていただき、取り組んでいるというところでございます。
それから、辻立ちのことにおいて、警察から注意されたのではないかと、写真や動画も持っているけれども、注意されたのではないかというお話でありましたが、注意は受けてはおりません。
また、それに対して、では何をしに来られたのかということでありますけれども、警察に、例えば街頭においてスピーカーとかを使ってお話などをしているときに、あの活動は何をしているのか、あれはやっていいことなのかどうかということが、警察に問い合わせや通報等があるときがあると聞いております。そのときに、その状況は何が行われているかということを、警察は現場に確認することを職務として行っていると、聞いているところでございます。
ですから、その現場に来られて、どのような活動をしているのかということを現状確認に来ているだけでありますので、注意はされてはおりません。
それから、もう一つ私から、一緒に立っている方の何を認知させるのか、または名前ののぼりでなくてもいいのではないかという御指摘もあったかと思います。認知につきましては、街頭活動についての認知ということで、先ほども答弁させていただいているところでございます。
名前でなくてもいいのではないかということにおきましては、もちろんそのような方法もあるのかなと思っておりますので、違うのぼりなども含めて考える余地はあるのかなと思っておりますけれども、現状におきましては、そののぼりを使って進めているところでございます。
(発言する者あり)
○議長(鈴木喜明)お静かに。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)生活環境部長。
○生活環境部長(鉢呂善宏)安斎議員の再質問にお答えさせていただきます。
私からは2点ほどだったと思います。
4月20日の時点で公表していないということについて、どうであったのかということですけれども、20日の報告の時点では、こういう事例が起きたことと、大気の検査ですとか、将来的には囲い込みを含めた何らかの工事をしなければいけないということで、その辺の御了解をいただくことを中心に御説明をしたものでございます。その中で、原部としては、入館制限等についてあるいはマスコミへの公表等については、考えてはいなかったということでございます。
2番目です。誰がどの時点でどんな報告をしたのかということだったと思います。
20日の時点の報告は、私は別の会議で出張しておりましたので、生活環境部次長と勤労青少年ホームの館長が市長に報告をしております。報告内容は、先ほど申しましたとおり、今後のことを中心に御理解をいただくというか、説明をしたということでございます。
26日につきましては、私と次長とホームの館長で説明をしております。具体的な内容は、検査結果の報告と今後の具体的な囲い込み工事の内容について説明をして、その部分について進めていくようにということで、御理解をいただいた。
その中で、市長から、議会への報告については必要なのではないかというお話はありました。ただ、原部としては、常任委員会での報告ということで考えておりましたので、この時点では積極的なといいますか、議会への説明については、定例会の常任委員会への報告ということで考えていたということでございます。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)建設部長。
○建設部長(上石明)安斎議員の再質問にお答えいたします。
まず、計画について、どういった判断になったら計画をつくるのかという点ですけれども、これにつきましては、市長からも答弁がありましたとおり、現在、制度の見直しを行っておりまして、そういったものがまず一つ落ちつくというのが、条件になるのかと思っております。
また、先ほど答弁の中でも、人口減少・少子高齢化の中でこれから総合計画をつくっていくわけですけれども、だんだん人口が減っていくにしても、道路の例えば維持という部分は変わらないと。そういった中においては、除排雪についても、人口が減っていく中で維持という部分はどんどん財政上の負担も大きくなっていくと。そういった中で、今後のまちづくりも踏まえて、そういった観点の中では、その時点でその必要性の見きわめというのが必要になってくるかと思っております。
ただ、計画をつくっている例えば旭川市や帯広市の計画を見せていただきましたけれども、内容によって大分ボリューム感が違いますので、本市にとってはどういった計画が必要になるのかも踏まえて、今後、策定に当たっては、そういった判断も必要になるのかなと。ただ、一つの判断基準としては、今後のまちづくりの中で、どういった道路等の維持を図っていくのかと、そういう中でやはり判断をしていく必要があるものと考えております。
次、2点目です。会議の公開ですけれども、これにつきましては、排雪作業に支障があると考えておりますので、なかなか公開は難しいのではないかと考えております。
次、三つ目は、条例案について、なぜ条例を出す必要になったのかという点ですけれども、一般論で言いますと、条例をつくるというのは、行政が市民に対して継続的にお約束をするといいますか、明文化していくことだと思っております。
そういった中で、現在、なかなか市民のニーズにあった除排雪をしていくことが難しい状況の中で、市民の御理解がなかなか得られていないのかなというのは感じております。
(発言する者あり)
そういったこともあって、我々は、現在いろいろな意味で改善を図って検証しながら、少しでも応えられるように改善を図っているところでありますけれども、そういった市民の要望とニーズになかなか応えられないということもあって、こういった条例案が出されたのではないかというふうには考えております。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
○市長(森井秀明)先ほどの答弁の中で、行き届いていない答弁が一つあったかと思いまして、改めて一つ加えさせていただきます。
一緒に政治活動に近い活動について取り組まれている人と、同じ志を持っていると言っているが、その志は何なのかということも、たしか御質問があったかと思います。
それにつきましては、私自身、もう今や3年前になってしまいますが、そのときに掲げさせていただいた公約の内容、これについては共通認識を持っていただいているところでありますが、賛同をいただいているところでありますが、それとともに小樽を変えていくということ、そして小樽を再生させていく、その思いについての共通認識を持っているというところでございます。
(「志じゃないじゃん。認識でしょ、そしたら」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)説明員の方は、もうよろしいですか。
ほぼ答えておりますが、答えているかもしれないですけれども、辻立ちのときに、市民からの個別の意見、除排雪の案件等を聞いているという市長のお答えでしたが、これでどう反映しているのかということもお聞きをしていますので、その点もお答えください。
(「建設部長が要望に応えれてないって言ってるしょ。何受けとめて話してるんですか、そしたら。何を喜ばれているんですか」と呼ぶ者あり)
(「ひとりよがりな答弁やめてくださいよ」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)お静かに。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
○市長(森井秀明)議長の御指摘について、改めてお話しさせていただきます。
どのように反映させているかということでの御指摘だったかと思うのですが、先ほどもお話しさせていただいたと思っておりますけれども、このたびの御質問においては、市民の声を肌で感じると言うけれども、その感じた結果はどういうものか、お示しくださいということで御質問がありましたので、その市民の声を、いわゆる政策に伴って、またはいろいろな取り組みにおいて、市民の皆様にとって望まれていないとかニーズにかなっていないようなことがあれば、市民の皆様からもそのようなことでの反応であったりお声が出てくると思っております。ですから、そのような反応があった場合においては、今進めている政策について、転換をしていくとか変えていく。そのような意味合いでの反映と考えております。
ですので、今取り組んでいることにおいて、先ほどもお話をさせていただきましたけれども、具体的にでき上がった政策において、例えば喜びの声があったりであれば、それに基づく、その方向性に対したまた新たな政策を展開していくとか、さらには、行っている中途のものにおいて、もう少しこのように改善があったほうがいいのではないかというお話があった場合には、そのような意見があったことについて各担当にお伝えし、それが反映できる可能性があるならば反映し、難しければフィードバックできる機会があればお伝えしていく、そのような形で市政に、市民の皆様からの反応であったりお声を反映させているというところでございます。
(「何言ってるんだか、全然わかんない」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
(「文字におこしたら何言ってんだかわかんないよ」と呼ぶ者あり)
(「議長、3番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)3番、安斎哲也議員。
○3番(安斎哲也議員)再々質問いたします。
まず、アスベストの関係ですけれども、4月26日に、市長から議会報告したほうがいいのではないかという話があったということですが、担当次長からは、4月26日に、議案説明云々の話はなかったと、私は事前に資料をもらったときに伺っているのですけれども、これについて、どちらなのか精査をして、次長が間違っていたのか、今の答弁が正しいのかをお聞かせください。
次に、迫氏の関係のパーティー券の問題で、周りに話が出ているという話が前にもあったということですけれども、では、いつの時点で、どういうタイミングであって、そのようにお話をしているのか、お聞かせください。
また、政治家を目指すに当たって、なぜ、いきなりその説明責任が伴うのかという理由を、明確にお示しください。政治家だから、なぜそれを説明しなければいけないのだというところです。
次に、辻立ちで自分なりに感じとって市政運営の参考にしているということですけれども、では、具体的に何か、お答えください。声を聞いて改善した施策はこれ、改善しなかったのはこれ、改善できなかったものはこれ、そのようにお答えになるのが、市長公務での活動の位置づけと思われます。
次に、辻立ち中の警察の注意ですけれども、これは何をおっしゃっているかさっぱりわかりませんが、後ほど、ある手続をとって警察に確認して、それが本当に、ただスピーカーの位置の確認に来たのか、街頭の確認に来たのかというのを、私なりに調査して、市長の言っていることが正しいのかどうかを判断させていただきます。
同じ志の部分ですけれども、公約の内容の共通理解ということで、志は何なのかという質問に対しては答えていないのです。市長、志というのがよくおわかりになっていないのかもしれませんので、その点については総務常任委員会で質問します。
あと、除排雪の会議を公開するかしないかの部分、公開すると支障があるということをおっしゃっていましたけれども、何が支障があって、どのように支障が出ると感じているのか、なぜそれが難しいという判断になるのか、お聞かせください。
あと、建設部長が最後におっしゃっていましたけれども、市民のニーズに合った除排雪ができていないということで、この条例案が出てきたということをはっきりおっしゃっていただいて、やはり部長はしっかり受けとめをされているのだと、どこかの市長のように裸の王様ではないのだなということが確信できました。
ただ、これについて、市長は、それでも除排雪は改善したと考えられているのか、この点についてお聞かせください。
以上、再々質問を終わります。石田議員、これが再々質問です。
○議長(鈴木喜明)説明員の答弁を求めます。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
○市長(森井秀明)安斎議員の再々質問にお答えをいたします。
私から答弁したこと以外におきましては、各担当部長より答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、私からは、説明責任のことにおいての御質問が二つほどあったかと思うのですが、一つ目の、先ほど御質問の中で、私自身がパーティー券事件のことで、いつの時点で、どういうタイミングでという表現での御質問だったと思うのですけれども、恐縮ですが、詳しい日付とかそういうことにおいては、今はといいますかごめんなさい、確認のしようがないところでありますが、当初、政治団体を立ち上げられたということなのか、出馬を表明しますということだったのかは記憶は定かでありませんが、昨年、そのように何かを表明をされたときに、そのころに少しそういうお話があったと記憶をしております。また、先日、出馬表明をなされたようですけれども、その直後においても、何人かからではありますが、そのようなお話がありました。今の答えで、先ほどの安斎議員の意図している質問に答えていることになるかどうかわかりませんが、そういうところ、そういうときに聞いているということでございます。
それと、政治家になることは、なぜ説明責任が発生するのかということでの御質問もあったかと思いますけれども……
(「パーティー券について何で説明責任と言っているのかという。政治家になるのに。全員そうなんですか、そしたら。政治家を目指すとみんなパーティー券のことを説明しなきゃいけないんですか」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)お静かに。
○市長(森井秀明)説明責任のお話でありますけれども、政治家になるということを目指されるというのであれば、やはり市民の皆様が疑問に思われていること、疑念に思われていること、そのようなことがあった場合において、そこに対してかかわっているのであれば、それを説明するのが、政治家としての一つの責務であると思っております。
これにつきましては、やはり公務員であるときとは違う説明責任が働くのではないかと思っておりますので、そのように答えさせていただいたところでございます。
(「あなた追求しないって言ってたじゃないですか」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
○議長(鈴木喜明)説明員は、不規則発言に反応しないでください。
○市長(森井秀明)はい、失礼いたしました。
それから、具体的な施策等についてということでありますけれども、先ほども答弁させていただきましたが、先ほど除排雪のお話でさせていただきましたので、その枠組みの中でお伝えをいたしますけれども、皆様からもお話があるように、排雪作業について、かなり高い雪山になっているけれども大丈夫なのだろうかというお話も時々においてはありますし、また、除雪はこの日は入らないのかということも、当然お聞きになるときもあります。また、除排雪においての、制度そのものにおいて、前年度においては、ロータリー車の活用等もさせていただきましたから、議員の皆様からもお話がありましたけれども、それによって高く雪山が積まれていてということもありますので、ロータリー車の活用の仕方についても気になるということで、お話を受けたところもあるかというふうに思っております。
そのようなお話を聞いた中で、担当職員ともいろいろ協議をし、それについての課題解決、そしてどういう改善が図られるのかということを、反映していくということでございます。
(「排雪すればいいんです」と呼ぶ者あり)
(「高い雪山つくってるのあんたでしょ」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)生活環境部長。
○生活環境部長(鉢呂善宏)安斎議員の再々質問にお答えさせていただきます。
先ほど、次長の発言と食い違っているということですけれども、この件について、次長、館長を含めて時系列でやったことといいますか、その部分を改めてすり合わせと言いますか話をしました。その中で、それぞれ若干の記憶違い等があった部分はあったのですけれども、その中で、26日に、市長からそういう話があったということはその中で整理しておりますので、26日に市長からそういうお話があったというふうに考えているところでございます。
(「というふうに口裏を合わせたと」と呼ぶ者あり)
いえ、口裏を合わせたのではなくて、そういうことで……
○議長(鈴木喜明)説明員は不規則発言に反応しないように。
○生活環境部長(鉢呂善宏)そういうことで、改めて部内で整理をしたところが、こういうことであります。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)建設部長。
(「いや、部長言ったことに、市長に求めてるんですよ、僕は」と呼ぶ者あり)
○建設部長(上石明)安斎議員の再々質問にお答えいたします。
公開された場合の支障ですけれども、これにつきましては、まず、公開されたことによって、事前に日程がわかってしまうといった場合に、市民等から事前に雪が出される可能性があるということと、排雪につきましては、一応これは予定のものですから、例えば雪が降った場合には排雪よりも除雪が優先されることになりますので、どうしても排雪の日程がずれるということが発生した場合に、例えば雪が出された状況の中で、排雪されない場合に交通障害が発生するということもありますので、事前には公開は難しいと考えております。
(発言する者あり)
○議長(鈴木喜明)説明員の答弁は終わりですか。
安斎議員が最後に、市長しか答えられないのだと思いますけれども、除排雪の条例の件で聞いております。その点についてお答えください。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
○市長(森井秀明)答弁漏れがありました。大変失礼いたしました。
先ほどの建設部長の答弁の中で、市民のニーズになかなか合っていないという状況という答弁があった。それに対して、私に、それでも改善は図られてきたのかということをお聞きになられたかと思いますが、以前にもお話をしましたけれども、除排雪の状況においては、まだまだ完璧には至っていないと、私自身も認識をしているところでございます。
当然に大変多くの雪が毎年降るこの小樽市でございますので、かけているお金が、どうしてもそこに行き届いていなければ、市民の皆様から当然不満が生じたり、なかなか行き届かない部分という状況が起こり得るとは思っております。
しかしながら、私自身が感じるに、私が就任する前の状況に比べまして、年々改善をし、手だてを打って図られてきていると考えているところでございます。
(「部長が言ってることと違うしょ」と呼ぶ者あり)
(「全然違うんですか」と呼ぶ者あり)
(「あんただけだよ、そんなこと言ってるの」)
(発言する者あり)
○議長(鈴木喜明)安斎議員に申し上げます。先ほどの議場内での注意喚起は、私、議長の役目でありますので、他議員を挑発するような言動は、今後慎むように。
(「先に石田議員から言ってきてるんですよ」と呼ぶ者あり)
慎むようにお願いします。
(「石田議員に言ってくださいよ」と呼ぶ者あり)
以上、安斎議員の質疑及び一般質問を終結いたします。
(「議長、4番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)4番、中村岩雄議員。
(4番中村岩雄議員登壇)
○4番(中村岩雄議員)それでは、一般質問をさせていただきます。
まず、究極の子育て支援、病児保育について、お尋ねいたします。
小樽市の人々が、安心して生活できると感じてくださるためには、安心して出産し、出産や子育ての不安などに関しても、相談できる場があったり、子供が病気になったときでも安心して診てもらえる病院や、安全に預けられる保育施設、しっかりとした教育施設の充実であると考えます。
道内の人口10万人以上の9都市のうち、小樽市だけが行えていない病児保育に関しても、市民の皆様に信頼していただけるサポートをしていくことは、小樽市の大切な行政の役目でもあると考えます。
病児保育とは、幼稚園や保育所に通園している子供が病気になったとき、仕事を休めない親にかわり、専用の施設やスペースで病気の子供の世話をすることです。病児保育は、子供の健康回復と生活の質を保証することはもちろん、家庭での看護を具体的に示し、親子のきずなを深め、親がみずからの子育てに自信を持ち、みずからの健康生活をプロモートすることに寄与することから、究極の子育て支援であると言われています。
これからの小樽市にとって、充実させていかなければいけない子育て支援の仕組みと思われます。小樽市の中で、数少ない小児科医や産科医、また医師会とも提携をし、包括的な子育て支援をする仕組みが喫緊の課題となっています。
病児保育の他市の事例では、施設の収支は押しなべてマイナスであり、また施設のスペースは大変狭く、看護師も一人体制で、乳児、幼児、児童が狭い部屋で病児保育を受けているのが実情です。また、インフルエンザなどの感染症の子供は、隔離の必要性があり、保育室のほか隔離室なども必要であると考えます。当然、他の子供たちと接触しないような工夫も必要です。また、病児保育の子たちの状態が悪くなったとき、その子を受け入れる病院、小樽で言えばまず小樽協会病院が想定されると思われますが、その連携を緊密にとることも、非常に重要なポイントとなります。
病児保育を実際に利用する場合の他都市の事例をお聞きすると、まず保育所で子供が熱を出した場合、連絡を受けた仕事中の母親が、職場にその旨を伝えて、肩身の狭い思いをしながら早退をし、保育所に迎えに行った後、かかりつけ医を受診し、病児保育の許可をもらって、病児保育施設の空きがある場合につれて行くことになります。そして、もしそこで高熱が出たり体調が不良になった場合は、母親に連絡をし、母親につれて帰ってもらうというシステムです。
他都市のあらゆる病児保育施設を見学した人から伺った話によると、保護者の利便性の面からは、負の見本しかなかった、小樽市として、手本となるような施設はなかったというのが現実であります。収支、施設のスペース、病院との連携、システムなどの問題について、お考えをお聞かせください。
このたび、小樽市として、病児保育を始めるに当たり、これが実現することは、私たち小樽市民の願いであり、その成果が上がり、子育て支援がさらに充実するよう心から期待をしております。ぜひ頑張っていただきたいと思います。
次に、松前神楽について伺います。
松前神楽が、本年3月8日付、国重要無形民俗文化財に指定されました。北海道では、1984年1月のアイヌ古式舞踊が指定されて以来のことであります。松前神楽の発祥年代は定かではありませんが、中世のころ、東北地方で行われていた番楽や山伏神楽が蝦夷地へ伝えられます。さらに、翁舞や三番叟舞に見られる能楽の要素も取り入れられ、これらが蝦夷地特有の神楽として独自に発展してきたようです。以来、神職によって受け継がれ、現在は小樽、後志、道南の神社を中心に継承されております。松前神楽は、能楽、舞楽から構成され、折り目正しい、格調高い神事芸能であり、33神事にわたる神楽であります。
近年における沿革は、平成11年4月、松前神楽北海道連合保存会を結成、平成20年6月、北海道無形民俗文化財に指定、平成30年3月、国重要無形民俗文化財に指定されました。現在の北海道連合保存会会長は、小樽の潮見ケ岡神社、本間宮司であり、指定証書も同神社で保管していると聞いています。
この連合保存会の会長職及び指定証書は、小樽、松前、函館、福島の四つのブロック保存会でローテーションしています。現在、その指定証書が小樽市にあるということを、市のホームページや小樽市のPRビデオをつくるなど、積極的に小樽から発信すべきと考えます。今年11月10日には、松前神楽北海道連合保存会の合同公演が小樽マリンホールで行われると聞いております。市民に、松前神楽をもっと知ってもらうためにも、この合同公演に多くの市民の方に鑑賞していただくことが、重要であると考えますが、このような視点から、小樽市としてどのように支援していくのか、お示しください。
また、国の重要無形民俗文化財に松前神楽が指定されたことは驚くべきことであり、市民周知はもちろんのこと、もっと道民にも広く知ってもらうことが必要と考えますが、今後、どのように松前神楽の周知について取り組む考えなのか、お示しください。
最後に、重要無形民俗文化財である松前神楽を、小樽市として保存、伝承していくために、どのような支援や取り組みをお考えなのか、お示しください。
再質問を留保して、終わります。
○議長(鈴木喜明)説明員の答弁を求めます。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)市長。
(森井秀明市長登壇)
○市長(森井秀明)中村岩雄議員の御質問にお答えをいたします。
ただいま、病児保育について御質問がありました。
本市において、新たに病児保育事業を始めるに当たってのさまざまな問題への対応につきましては、現在、当該事業の委託を予定しております市内の幼稚園を運営する学校法人と、病児保育を行う専用施設の間取りなどの概要のほか、お預かりした子供の病状急変時の協力医療機関との連携や、国の補助制度を活用した病児の送迎対応を含めたサービス内容、利用者負担や事業の収支などについて、協議をしているところであります。
具体的な実施内容はまだお示しはできませんが、子供を安全に安心して預けることのできる施設、事業内容であることはもちろん、保護者の皆様が利用しやすい制度設計となるよう、議員から御指摘のあった他都市での問題点なども踏まえながら、引き続き委託予定の法人と具体化に向けて協議を行ってまいりたいと考えております。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)教育長。
○教育長(林秀樹)中村岩雄議員の御質問にお答えをいたします。
ただいま、松前神楽について御質問がございました。
まず、合同公演に、多くの市民の方に鑑賞していただくための支援につきましては、市のホームページや広報おたるを活用することに加えまして、各報道機関への周知を図るほか、ポスターやチラシなどについても、学校や公共施設などに掲示していただくよう、協力を求めてまいりたいと考えております。
次に、広く道民に松前神楽を周知する取り組みにつきましては、教育委員会といたしましても、このたびの国の指定を契機として、広く道民の方々に周知を図ることは重要であると考えており、北海道150年記念式典や関連記念事業において、松前神楽を披露する機会を確保できますよう、現在北海道へ協力を要請しているところでございます。
また、北海道連合保存会といたしましても、指定を記念する公演の開催について検討を行っていると聞いておりますので、教育委員会といたしましても、今後とも小樽ブロック保存会などと連携を図りながら松前神楽への認識が深まるよう、周知に努めてまいりたいと考えております。
次に、松前神楽の保存伝承のための支援や取り組みにつきましては、松前神楽は民俗芸能として地域に密着しながら市民に支えられ、今日まで伝承されてきたものと認識しておりますが、一方で、人口減少や少子高齢化などの要因から、維持・伝承が難しくなってきている状況にございます。
教育委員会といたしましては、ふるさと教育の一環として、小学校の児童に松前神楽の歴史を学ばせることや、神楽を体験する機会を通じて伝承に努めているところでございます。今後も、保存会や地域と協力しながら、保存伝承が図られるよう、支援を継続してまいりたいと考えております。
(「議長、4番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)4番、中村岩雄議員。
○4番(中村岩雄議員)それでは、再質問をさせていただきます。
病児保育についての答弁の中で、病児保育事業を委託する法人として、市内の幼稚園を運営する学校法人というお答えがありましたが、改めて確認をさせていただきますが、具体的には学校法人小樽学園いなほ幼稚園ということでよろしいでしょうか。
(発言する者あり)
それから、次に、病児保育事業の収支に関して、国などからの交付金も措置されると聞いておりますけれども、市ではどのような点で問題があると考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。
(「委託先を言ったら談合になっちゃうんじゃないか」と呼ぶ者あり)
(「いいのか、そんなこと聞いて」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)説明員の答弁を求めます。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)福祉部長。
○福祉部長(勝山貴之)中村岩雄議員の再質問にお答えいたします。
先ほどの委託を予定している学校法人ですけれども、具体的には学校法人小樽学園いなほ幼稚園であるかということでございましたが、確かに予定しているのは学校法人小樽学園いなほ幼稚園で、協議しているところでございます。
あとは、もう1点、病児保育事業の収支に関しての問題についてでございますけれども、病児保育事業の実施に当たりましては、国や北海道からの交付金も見込んでおりますが、これらの交付金で定められている基準額が、実際に事業を実施していく中で、法人が負担しなければならない額に、必要十分かどうかということもありますので、万が一収支に赤字が生じた場合にはどうするのかということもございますけれども、先ほど議員から、他都市の事例として御指摘のありましたことも含めまして、当該法人と十分に協議をしていかなければならないと思っているところでございます。
○議長(鈴木喜明)以上をもって、質疑を及び一般質問を終結し、この際、暫時休憩いたします。
休憩午後3時25分
――――――――――――――
再開午後4時00分
○議長(鈴木喜明)休憩前に引き続き、会議を再開します。
ただいま上程中の案件のうち、議案第7号及び議案第10号については、先議することといたします。
これより、一括討論に入ります。
(「議長、24番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)24番、横田久俊議員。
(24番横田久俊議員登壇)(拍手)
○24番(横田久俊議員)自由民主党を代表して、議案第10号小樽市副市長の選任についてを不同意とする討論を行います。
地方自治法第161条第1項は、「市町村に副市町村長を置く。ただし、条例で置かないことができる」と規定しています。「副市町村長を置くことができる」はなく、「置く」と規定されていますので、副市長を長期間選任できないことは、地方自治法の精神から大きく逸脱しているとも言えますし、同条第2項を受けた小樽市副市長定数条例にも違背していると思われます。また、同法第162条で、「議会の同意を得てこれを選任する」と規定されているのは、市民の負託を受けた議会が同意することにより、副市長選任に市民の意思を反映させるとともに、以後の議会との各種調整が滞りなく行われるであろうことを期待しているからに、ほかなりません。
昨年11月30日、前副市長が退任された後、半年以上も選任案が出されませんでした。副市長の選任は市長の最優先の業務のはずですが、昨年の第4回定例会、今年の第1回定例会でも案は示されず、空白は解消されませんでした。先日の我が党、山田議員の代表質問では、一人に依頼、声かけをし、本人も了承したので、他には働きかけはしなかったと答弁をしております。半年間も何をしていたのかと頭をひねるばかりです。庁内で、副市長の人選について議論したことはあるのでしょうか。市職員経験者からというスキームしか考えられなかったのでしょうか。広く優秀な人材を求めるのなら、本市の各界有力者や北海道、国の各機関への働きかけ、メディアを活用した公募など、さまざまな手法があったと思います。
一例を挙げます。大阪府の四條畷市は人口5万6,000人の市です。現職としては全国最年少の市長、外務省の職員だったそうでありますが、民間の大手転職サイトを使って公募をしました。応募する資格は、組織におけるマネジメント経営経験あるいは企画立案、実行、運営の経験などでありました。
公募における副市長の年収は1,430万円、これは市長自身の給与30%カット、退職金全額カットで、財源の一部を確保するとしました。厚遇と好条件、やりがいに魅力を感じた全国から1,700人の応募があり、37歳の元情報誌編集長、リクルート関係だそうですが、の女性を副市長として選任しました。公募には1円の税金も使わず、わずか3カ月で実施されたそうであります。そうした選考過程が、公の場やマスコミ等で明らかにされましたので、議会も問題なく同意し、当該副市長は現に手腕をふるっております。
全国では、副市長や教育長を公募している自治体がふえております。市長や幹部職員は、こうしたことに頭が向かなかったのでしょうか。どういう方法で副市長を求めるかという庁内議論のないままに、今回の方の選任同意を求めてくることには、極めて違和感を禁じ得ません。というより、市長一人で副市長の人選を進めていたということでしょうか。
今回、選任同意を求めてきた前田氏は、前総務部長であり、私が議長当時に議会運営をめぐって頻繁に接触し折衝してきました。市長は、人選の理由を「市政運営や議会との調整に手腕を発揮されました」と提案説明で述べられました。私は、前田氏の人格や人間性を選任の判断材料にするものでは全くありませんし、仕事以外のおつき合いもないため、そうしたことに関する情報も持ち合わせていません。
我々が適任かどうかを判断するのは、ただ1点、その人が適切な業務遂行をする能力があるか否かであります。それ以上でも以下でもありません。我が会派は、その能力に疑問があると判断しました。
手腕を発揮されたと言われる議会との調整ですが、一昨年、第4回定例会は、市長の不適切な発言をめぐり自然閉会となりました。その議会運営に関し、12月5日の議会運営委員会では、委員から市長に発言の撤回・謝罪を求める発言がありました。当時、総務部長であった前田氏は、「市長は謝罪・撤回しないということで強く言われている。持ち帰って、もし我々が話をしても、返ってくる答えは目に見えている。時間がかかるだけみたいな形になろうかと思われる」などと、まるで最初から調整が不可能であるような発言をしました。
それ以降の連日の議会運営委員会においても、「市長の意志がかたく状況は変わっていない。勧告書手交の時間に市長がどこに行っていたか、何をしていたかは把握していない。再度確認し、庁内にいたと答えがあったがそれ以上は聞けなかった。昨日も聞いたのだが、それ以上のことは答えていただけなかった」などと、市長に言われたままをただそのまま議会側に伝えるのみでありました。こうした方が、仮に副市長になっても、市長をいさめることもできず、同じ轍を踏むことは、火を見るより明らかであります。
また、問題となった中央バスとのトップ会談時に、ふれあいパスに言及したか否かの議論の際に、「言及とは話があるところに達することだ」との珍解釈を、ネット上の個人ブログから引き出して誤った情報を市長に与えたことを、前田氏が主導したと伺っております。
さらには、今定例会報告第4号についての斉藤議員に対する答弁の中で、人事評価結果の給与反映を1年先送りする理由を、市長は業務の進行管理に問題があったと答えました。進行管理の責任者は、まさに当時総務部長だった前田氏であります。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
市長がみずから問題があったと認識している方を、市政運営に手腕を発揮されたと評価していることには、全く理解ができません。
市長は「副市長として適任であると確信しております」と、提案説明等で述べております。市長にとっては意のままに動かせる適任者かもしれませんが、会派として適任ではない、同意しかねるという結論に達しました。前田氏がそのような評価を受けるに至ったのは、何よりも市長のかたくなな態度が影響していることは、言うまでもありません。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)
前田氏の口から、「市長に何を言ってもだめなのです」というフレーズを、何度聞かされたことでしょうか。
議会は、早急に副市長を選任することを強く求めました。これは前述のように当然のことであります。しかし、誰でもよいという話ではないのです。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)
さきに述べたような手法を駆使し、適任者を人選し、同意を求めてきてほしいということであります。議会の同意を得られない方を人選し、同意を求めてきた市長の政治感覚の欠如と先見の明のなさは、明白であります。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)
本議案が不同意になった場合、市長は、「議会が早く人選せよと求めたので、やっと人選したが、不同意になった。私は悪くない。同意しない議会が悪い」などと、責任転嫁することが容易に予測できます。が、そんなレベルの低い話ではないのです。
繰り返しますが、副市長の人選は、市長の最大の人事です。議会がこぞって同意できるような人選を、改めてお願いして、本議案に不同意の討論といたします。
議員各位の賛同をお願いいたします。(拍手)
(「公募したって、こんな小樽市じゃだめだな」と呼ぶ者あり)
(「腕組みしてるけど、そういう態度なんだよ。議決してもらう立場じゃないしょ、あんたのそういうの。自分の立場をよく考えな。早くやめたほうがいい」と呼ぶ者あり)
(「そうだ」と呼ぶ者あり)
(「議長、6番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)6番、石田博一議員。
(「大演説の後、大丈夫かい。再々質問じゃないんだよ」と呼ぶ者あり)
(6番石田博一議員登壇)
○6番(石田博一議員)議案第10号小樽市副市長の選任についてに対し、同意の立場で討論をいたします。
そもそも、今回の議案提出は、議会から選任を急ぐ旨の指摘があったこともあり、また、市長からの提案説明にもありましたが、副市長不在では、市民サービスにも支障を来しかねない。さらには、市政執行上、職員の負担が大変大きいこともあり、今回の議案提出に至ったわけであります。
そして、今定例会において、議員の方々の代表質問の内容をお聞きしていても、これといった反対理由が確認できないままの不同意の意見だと、私は感じています。
(発言する者あり)
一体、何が原因ですか。
(発言する者あり)
どれもこれも、市長憎しとやっていませんか。
(笑う者あり)
市民のための議会運営であり、市政運営であります。
(「聞いてなかったんでないかい」と呼ぶ者あり)
市民を置き去りにしていませんか。市民から付託を受けているのだから、市民に尽くすことが使命ではないですか。そのための副市長の選任であります。
皆さん、心が痛みませんか。
(笑う者あり)
(「あんたに言われたくないよ」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
それぞれの方が、例えばこういう政策をやりますと議会にきたはずです。その政策を実現するために努力するのが本来の責務でしょう。自分の公約を投げ出して、ただ感情論に走り……
(「誰が投げ出してるって」と呼ぶ者あり)
市民置き去りの議会運営になっていませんか。あたかも、森井市長が選んだということだけで反対しているような、まさしくただ好き嫌いで判断しているようなやり方には、到底賛成できるものではありません。
(「今の討論聞いてなかったのかい」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
前田氏は、市職員として要職を歴任されており、また最後の総務部長のとき、議会対応もそつなくこなしてこられました。
(笑う者あり)
(発言する者あり)
まさしく適任者であります。
(「恥ずかしいよ」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
もう一度、初心に立ち返って、認めるところは認める。協力するところは協力する。これが市民のためではないですか。
(「やってるじゃないですか」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
よくお考えください。
来年は、いよいよ選挙の年ですし、議員の歳費も上がったことですから、
(「おまえも上がったんだろ」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
議員の皆さんも政策実現へ向けて、より一層頑張ってほしいものです。
(「いや、おまえが頑張れよ」と呼ぶ者あり)
以上、議員各位の良識ある判断を求め、私の討論といたします。
(「良識ない人に言われたくない」と呼ぶ者あり)
(発言する者あり)
(「報酬と歳費もわかんないやつがしゃべるな」と呼ぶ者あり)
(「恥ずかしいって」と呼ぶ者あり)
(「口曲がるって」と呼ぶ者あり)
(「討論かえてから言ったほうがよかったんじゃないですか」と呼ぶ者あり)
(「議長、18番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)18番、佐々木秩議員。
(18番佐々木秩議員登壇)(拍手)
(「討論の見本を見せてください」と呼ぶ者あり)
○18番(佐々木秩議員)議案第10号小樽市副市長の選任について、立憲・市民連合を代表し、不同意の立場で討論します。
このたびの前田一信前総務部長を副市長に充てる本選任案は、氏がその職に適任であると、森井市長の判断です。当然、単なる欠員を埋めるという発想ではないと思います。
では、副市長の適任の判断基準、適格性とは何でしょうか。地方自治法では、市長を補佐し、市長の命を受けて政策、企画をつかさどり、職員の担任する事務を監督する等が示されています。
これからいくと、本市が平常時であれば、本選任案のとおり適任との判断はあったかもしれません。しかし、現状、森井秀明氏を市長にいただく本市は、平常時ではなく非常時なのです。森井市長には、残念ながら市職員に対するリーダーシップ、他団体、企業、個人との連携・協調、他者の意見を認める許容性や寛容性、民主主義や二元代表制など、地方自治の本旨の理解と地方自治体の長として身につけているべき資質に欠ける面が多々見られます。
本市副市長の適格性として、これら市長の不足、欠落した部分を補完・代理する力が強く求められます。さらに、こうした市長に対しては、副市長たるべき人は、単なる能吏、イエスマンでは務まりません。ここぞというときに、市長にとって耳に痛いことでも、だめなのものはだめとしっかり諫言できる勇気と気迫を持っていなければならないと考えます。ところが、市長答弁によると、前田氏は、森井市長と市政について多くの共通認識を持っておられるとのこと。それでは、とてもこのような対応ができないことは明らかです。
昨年11月に、前副市長辞任以降、副市長の不在が続き、そのことにより、市政運営上さまざまな支障が生じていることは周知のとおりであり、私たちとしても不安や危機感を持っています。その上でもなお、以上の観点から本選任案を検討した結果、残念ながら、私たちの会派は適任という判断には至りませんでした。
よって、本選任案は不同意といたします。各議員の御賛同をお願いし、討論といたします。(拍手)
(「議長、11番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)11番、斉藤陽一良議員。
(11番斉藤陽一良議員登壇)(拍手)
○11番(斉藤陽一良議員)公明党を代表し、議案第10号小樽市副市長の選任についてに、不同意を主張して、討論を行います。
森井さんは前総務部長としての実績を高く評価しているようですが、少なくとも、我が党としては、前総務部長として見るべき実績もなく、議会との調整などに関しても、残念ながらその能力が十分に発揮されたとは、とても評価することではきません。
森井さんは、みずからの政策について共通認識を持って働いてくれたことなどを、選任理由としていますが、どれも主観的な内容ばかりで、質疑において、改めて納得できる理由の説明を求めたにもかかわらず、何ら客観的で説得力のある説明はありませんでした。
したがって、議案第10号小樽市副市長の選任については、不同意の態度を表明し、全ての議員の賛同呼びかけて、討論といたします。(拍手)
(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
○議長(鈴木喜明)7番、高野さくら議員。
(7番高野さくら議員登壇)(拍手)
○7番(高野さくら議員)日本共産党を代表して、議案第7号小樽市旅館業法施行条例等の一部を改正する条例案は反対、議案第10号小樽市副市長の選任については棄権の態度を表明し、討論を行います。
まず、議案第7号についてです。
このたび、条例改正案では、玄関帳場を設けず人員配置を必要としないことや、1室でも旅館業を認められ、アパートやマンションでも営業できる規制緩和が行われます。緊急時の対応のおくれなど、宿泊客の安全や住環境の悪化が懸念されることから、賛成はできません。
次に、議案第10号です。
前総務部長として2年近く職務に携わってきた方ではありますが、副市長としての能力は不明であり、判断できないことから、同意には至らず、棄権いたします。
日本共産党は、人事の選任に当たっては、個人の人格などを判断するものではないことを申し添えます。
なお、採決に当たっては、自席にて棄権とさせていただきます。
以上、討論といたします。(拍手)
(3番安斎哲也議員退席)
○議長(鈴木喜明)討論を終結し、これより順次、採決いたします。
まず、議案第10号について採決いたします。
同意と決定することに、賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(鈴木喜明)起立少数。
よって、議案第10号は不同意と決定いたしました。
(3番安斎哲也議員着席)
次に、議案第7号について採決いたします。
可決と決定することに、賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(鈴木喜明)起立多数。
よって、さように決しました。
本日はこれをもって散会いたします。
散会午後4時24分
会議録署名議員
小樽市議会 議 長 鈴 木 喜 明
議員 面 野 大 輔
議員 小 貫 元