私たちは、小樽市議会、および、議会事務局の協力を得ながら、小樽市の議会会議録やオープンデータを用いて、根拠となる情報(YouTubeの動画や会議録など)と結びつけつつ、見やすい情報を公開することを目指しています。 自治体の公開する情報は、正確であるものの、即時性に欠けていました。例えば、地方議会会議録は議会から2〜3ヶ月後にウェブ上に公開されており、いまの時代を考えると、更新までに時間がかかり過ぎているように思えます。一方で、公開までの時間を短くすることを考えて、即時性を高めてしまうと、正確さに欠けた情報になるという問題があります。

そこで、私たちは、即時性と正確性のトレードオフの関係に対して、現在の音声認識技術を利用することで即時性を高めつつ、不正確な情報(音声認識結果に誤り)に対して、一次情報(YouTubeの動画)を確認できるしくみをつくることで、問題を解決することにしました。

小樽市議会は、以前から、YouTubeによる動画配信をしており、小樽市議会のYouTube字幕(文字起こし)を取得することができます。私たちは、文字起こしデータから、WordCloud(出現頻度に応じて単語の大きさを変えて表示したもの)を作成し、YouTubeへ結びつけるしくみを作りました。

 次のURL( https://otaru-open.city/word-cloud/ )にアクセスし、下記の手順で操作します。

■日時    2020年7月20日(月) 11時00分から 

■報告方法  zoom を用いて、遠隔で開催いたします。

2020-07-19-press-release